木と歩み、暮らしを創る70余年。
昭和23年、一人の職人が木を削り出したことから、私たちの歴史は始まりました。
大量生産の時代を経て、海外展開、そして自社ブランドの確立へ。
株式会社ナカジマは、時代の変化にしなやかに対応しながら、「木のある豊かな暮らし」を提案し続けています。


第一章:礎(1948 – 1990)
「木」を知り尽くした技術力と、圧倒的な生産体制
物語は1948年(昭和23年)、初代が兵庫県浜坂にて、ろくろを用いた木製椀やお盆の製作を始めたことに遡ります。木材に精通した初代の技術は評判を呼び、1968年には「株式会社中島木工所」を設立。
高度経済成長期の波に乗り、大手家具メーカー(小泉産業様、イトーキ様など)のOEM生産を一手に引き受けました。
最盛期にはこたつ天板を年40万枚、学習椅子を年28万脚生産するなど、日本全国の家庭に製品を送り出し、確固たるシェアと信頼を築き上げました。
第二章:挑戦(1991 – 2004)
国境を越えたものづくりへの挑戦
平成に入り、私たちの視点は世界へと広がります。1991年のタイでの合弁事業を経て、1995年には中国大連に現地法人を設立。
1997年には自社工場を完成させ、日本品質を海外生産で実現する体制を整えました。2004年には国内工場から大連工場へと主軸を移し、USA向けダイニングセットの輸出や、学習椅子4万台の供給を達成するなど、グローバルな展開を加速させました。
第三章:革新(1999 – 現在)
「作る」から「創る」へ。ブランドとしてのNAKAJIMA
1999年、2代目により、新たな転機が訪れます。
「OEM(受託製造)だけでなく、自分たちが本当に良いと思うものを届けたい」という想いから、鳥取にて新会社を設立。自社ブランドの立ち上げに注力しました。
2006年頃より、問屋様(筑波産商様等)とのパートナーシップを深め、「フォレックスシリーズ」や「フリーチェアー」などのオリジナル製品を展開。「Step & Stool」は年間5,000台を出荷するヒット商品となりました。
そして2025年、私たちは次なるステージへ。
大連工場を閉鎖し、「ファブレス化(工場を持たない経営)」へと移行しました。これにより、特定の設備に縛られることなく、国内外の最適な協力工場と連携することが可能になりました。小ロット生産から多様なデザインまで、お客様のニーズにより細やかに、スピーディーに応える体制で、これからも「愛される家具」を創造してまいります。
会社沿革
| 年号 | 西暦 | 出来事 |
| 昭和23年 | 1948 | 初代が個人創業。木製椀・お盆等の製造を開始。 |
| 昭和41年 | 1968 | 株式会社中島木工所を設立。 大手企業のOEM生産を開始(家具調こたつ、座椅子、学習椅子等)。 ※ピーク時実績:こたつ天板40万枚/年、学習椅子28万脚/年。 |
| 平成3年 | 1991 | タイ国にて三社合弁事業を開始。 |
| 平成7年 | 1995 | 中国大連に独資で現地法人を設立。 |
| 平成9年 | 1997 | 中国大連工場完成。輸出開始とともにタイ事業から撤退。 |
| 平成11年 | 1999 | 鳥取にて新会社(現・ナカジマ)を設立。 2代目による自社ブランド構築のスタート。 |
| 平成16年 | 2004 | 製造拠点を大連工場へ集約。USA向け輸出等の拡大。 |
| 平成18年 | 2006 | 自社ブランド本格始動。 「フォレックスシリーズ」「フリーチェアー」等を展開。 大手卸問屋経由での販売に特化し、「Step & Stool」等がヒット。 |
| 令和7年 | 2025 | 生産体制のファブレス化へ移行。 大連工場を閉鎖し、協力工場との連携による柔軟な生産体制(小ロット対応等)を確立。 |
